2015年10月8日木曜日

私家版・夢十夜2 猫の皮を被ったなにか

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先日、かねてより再び訪れたいと思っていた、埼玉の奥秩父にある、三峯神社に行ってきた。

その場所に行ったのは3回目。本当に山の中で、風が涼しく訪れた当日は天気も良かった。

 霊験あらたかな場所です。
道路はわりと空いていたというのに、クルマで片道約3時間ちょっとかかる、ちょっとスピリチャルな場所。

そこから帰って、その夜に見た夢。

今回の舞台は古い秩父のような昭和の雰囲気が残る街の、古い木造アパート。2階に上るには老朽化した鉄骨階段を使わないといけないような場所。


そこを誰かと(自分の他二人ぐらい?)歩いていて、自分がその階段をのぼりおりしてると、数匹の猫が自分の周りに寄ってくる。

その中に一匹だけ、白い、血だらけのチンチラのような猫がいて、さらに自分に寄ってきて、付きまとうので軽く抱いてみると、すごく深手を負っていて、傷だらけの白い身体に赤い血がたくさん付いていた。

かわいそうに、と撫でていると、何故か「ああもう死んじゃうんだな」と思って、急に悲しくなって涙が出てきたのだけど、撫でているうちに満足そうな表情になってきたので、泣きながら「こんなものでいいのかい?」とか猫に話しかけていて、そのうちその姿はなくなってしまったような…(この辺の記憶がいまいちない)…感じだったのだけど、あとで「あっ!」って思って、ああ、この猫、猫の姿してるけど、本当は猫じゃなくて、この世にさまよってた魂だったんだなぁ、誰かに看取って欲しかったのか、と気がついて目が覚めたのでした。

結構泣いてた(笑)

どうもスピリチャルって人をだますところばかりクローズアップされがちだけど、これ感情の問題なんだなって思った。もっとも、感情に流されてだまされることが多いんだよね。世の中。