彼は脳機能学者ということで、オウム事件に関わる脱洗脳の話とかで有名である。
私事になるが、自分がかつて、コンピュータ会社で働いていたときに、ある事件に遭遇したこともあって、一歩間違えば死んでいたかも!という恐怖を味わったことがある。
それでオウム関係の本、ならびに、その事件を書く人たちに興味を持った。その中の一人である。
で、今回は、「現代版・魔女の鉄槌」を読んだ。陰謀論めいた話もあり、まゆつばな部分もあるけれど、結構おもしろい。誤字が多いのはご愛敬。
この中にこういう記述がある。(p.136)
東京電力は、不動産や有価証券など驚くほど豊かな資産を保有しています。役員や社員の給料も高いし、企業年金も非常に手厚いわけです。
当然、保有資産をすべて売却し、それを賠償に当てる(原文ママ)のだろうと思っていると、驚いたことに、彼らの頭にそういう考えはほとんどありません。
国会の予算委員会では、「企業年金基金の取り崩しをするつもりはあるか」と尋ねられた東電社長が、「OBや社員には老後の生活設計があるので、年金基金の取り崩しは検討していない」と答えました。原発30キロ圏から非難(原文ママ)した人々の生活設計よりも自分たちの老後の方が重要というのですから、たまげた答えです。
国会の予算委員会では、「企業年金基金の取り崩しをするつもりはあるか」と尋ねられた東電社長が、「OBや社員には老後の生活設計があるので、年金基金の取り崩しは検討していない」と答えました。原発30キロ圏から非難(原文ママ)した人々の生活設計よりも自分たちの老後の方が重要というのですから、たまげた答えです。
上記の話を、ネットでざっと探すと、出てくるのは、これである。
Googleなどの検索エンジンは、意外(?)に2chのまとめサイトとかが好きで、リンクの上位に上げてくるのが、おもしろい。
ここを、検索を進めるためのキーワードを拾う場として使う。苫米地氏の本には書いていないが、質問者は「中西賢治」という議員らしいことがわかる。みんなの党の1年生議員のようだ。
で、色々やって見つけたのは、下記の動画。
問題の質問は、14:00あたりから始まります。(このあたりから見ると、おもしろい)
昨年の5月13日の委員会。
この問題がどうなったのか、ちょっと興味のあるところだね。